クリームが大切な理由とクリームの効果的な使用方法

まずクリームを手に取り、手全体に伸ばし

少し、自分の体温で温めてから

顔を包むようにしてクリームをなじませます。

なじませる時、決してこすらないように注意して下さい。

顔全体に薄い膜を作ってあげるつもりで、

手で顔を覆いながら優しくおさえます。

もちろん、そのまま首筋から胸元までのばしてあげましょう。


ニキビに悩む人でもクリームが効果的なこともあります。

10代の頃と違い、大人のニキビは皮脂過多によるものではないことが

ほとんどで、乾燥が原因であることが多いからです。

水分不足になるとお肌がごわつき、かたくなった古い角質が

皮脂の出口をふさいでしまうのです。

化粧水をたっぷり使い、乳液やクリームで

お肌を柔らかく整えておくことは、

ニキビ予防にも効果的です。

でも既にニキビが出来ている場合は、ニキビを刺激しないように、

余分な量はつけないように気をつけて下さい。

クリームが大切な理由とクリームの効果的な使用方法

■■■　保湿成分 セラミド

肌が健康なら角質層の水分は15％以下にはならないのです。

従来これは油分（皮脂）が肌表面を覆って

水分にフタをしているからだと考えられていたのですが、

実は肌のうるおいを守っているのはセラミドなどの

「細胞間脂質」であることが、近年になって解明されています。

細胞間脂質の約40％を占めるセラミドは、

水の分子をサンドイッチ状に挟み込んで蒸発しないように捕まえています。

セラミドに挟まれた水は湿度が０度になっても蒸発せず、

氷点下20度になっても凍りつくことはありません。

肌のうるおいを守る主役的存在、それがセラミド。

保湿を重視したい30歳からの化粧品選びではまっ先に注目したい成分です。

クリームが大切な理由とクリームの効果的な使用方法